犬もバリカン負けする!?バリカン負けの原因と対処法

公開日:2024/05/15 最終更新日:2024/02/01

愛犬の美容を心掛ける飼い主のなかには、バリカンを使用した際にみられるトラブルに悩む人もいます。この記事では、バリカン負けの原因やそれを防ぐための効果的な対処法について解説します。バリカン負けしないように正しいケアのポイントを知り、愛犬の健康と美容を守りましょう。

バリカン負けしてしまう原因は?

ペットのトリミングにおいて、バリカン負けは犬の皮膚にとって不快であり、ときには痛みをともないます。なぜバリカン負けしてしまうのか、以下でおもな要因を解説します。

バリカンの使い方が悪い

新人トリマーや初心者がバリカンを上手に使いこなせない場合、とくに皮膚がやわらかい部分で強く押し付けると、バリカン負けのリスクが高まります。正しい使い方を学ぶことが重要です。

バリカンや刃が古い

古くなったバリカンや鈍くなった刃は熱を発生しやすくなり、切れ味が悪くなります。同じ場所に何度も通す必要が生じ、皮膚に過度な刺激を与え、バリカン負けを引き起こす原因です。

犬の皮膚の状態が悪い

皮膚炎やアトピーの犬は、わずかな刺激でも過敏に反応し、バリカン負けが生じる可能性が高まります。事前に獣医の診断を受け、適切なケアが必要です。とくに初めてバリカンでカットされる犬は、バリカンの振動や切れ味に対する耐性が低く、敏感な反応を示すことがあります。注意深い作業が大切です。

皮膚に近い場所でのバリカン使用

皮膚が薄い犬種では、バリカンを皮膚に近い場所で使用すると、過度な摩擦によりバリカン負けが起こる可能性があります。慎重なトリミングが必須です。

短くしすぎること

毛を極端に短く刈り込むと、直射日光や紫外線からの保護が不足し、皮膚が乾燥しやすくなります。適切な毛の長さを保つことが大切です。

バリカン負けの影響・症状

ペットのトリミングは、愛犬の健康と快適さを保つために重要ですが、時折バリカン負けと呼ばれる問題が発生します。バリカン負けは、人間のカミソリ負けに似ており、薄皮が剥け、斑点のような赤みのある傷が特徴です。ここからは、バリカン負けの影響と症状について紹介します。

バリカン負けの影響

バリカン負けが発生すると、犬はその部分に痛みや不快感を感じる可能性があります。皮膚が剥け、出血したり傷ができたりするため、触れられるとペットは不快な思いをするでしょう。

また、傷が悪化すると感染症のリスクが高まります。毛を刈り取った犬の皮膚は微生物や細菌にさらされやすく、傷口から侵入する可能性があります。傷が膿んで炎症が生じたり、病気になることもあるため、軽く考えてはいけません。

バリカン負けの症状

バリカン負けの最も一般的な症状は、皮膚が剥けてしまうことです。切り傷や擦り傷が形成される可能性があります。傷口周辺の赤みが全身に広がる場合もあります。バリカン負けで薄い表皮がなくなると、斑点模様が形成されることがあります。これは炎症の兆候です。トリミング後に徐々に顕著になることがあります。

バリカン負けにより痛みや痒みがある場合、その部分をなめたりかむことが増えるなど、痛がる様子がないかトリミング後は普段より注意深く様子をチェックしましょう。

バリカン負けしないための対処法

トリミングは飼い主にとって重要なケアの一環です。しかし、トリミングによるバリカン負けはそのなかでも起こりやすいトラブルのひとつといえます。そのため、正しい対処法と予防策を知っておくことは大切です。

事前の準備と注意

トリミングを始める前に、正しいバリカンを選びましょう。動物用のバリカンにはさまざまな種類があり、ペットの毛質や長さに合ったものを選ぶことが大切です。また、バリカンの刃の状態も確認し、必要に応じてメンテナンスを行いましょう。刃が鈍くなっていると、毛や皮膚を引っ張りやすくなりバリカン負けの原因です。

トリミング中の注意点

トリミング中はペットの反応や動きに注意を払いましょう。とくに皮膚が弱い犬種や部位ではバリカン負けが起こりやすいため、過度な力を加えず、ゆっくりとトリミングすることが重要です。トリマーはできるだけ犬の心理状態を理解し、ストレスを与えないように心掛けます。

サマーカットに注意

サマーカットは見た目が可愛く、ケアがしやすいというメリットがありますが、毛をかなり短くするため、バリカン負けのリスクが高まります。とくに皮膚が弱い犬種はバリカン負けを起こしやすいため、極端に短くすることは避けましょう。トリマーからのアドバイス通り、お腹や内腿の毛を適切な長さに刈り、こまめなブラッシングでアンダーコートを取り除くことが重要です。

万一バリカン負けが起きた場合の対処法

もしバリカン負けが発生した場合は、速やかな対処が重要です。まず、出血している場合は止血処置を行い、清潔なガーゼで優しく圧迫します。次に、動物用の消毒薬で傷口を消毒します。しかし、症状が重篤な場合や感染症状が現れた場合は、動物病院への受診が必要です。

サロンでのトリミング中にバリカン負けが起きた場合も同様に、トリマーや動物医療専門のプロのアドバイスを仰ぐことが賢明です。

まとめ

バリカン負けはペットのトリミング中に起こり得るトラブルのひとつですが、正しい対処法と予防策を知ることで安全なトリミングを実現できます。バリカン負けはバリカンの使い方、バリカンの状態、犬の皮膚の状態に大きく関連しています。トリミングを行う際には、これらの要因に留意し、ペットの健康と快適さを最優先に考えましょう。注意深いケアとトリミングの際の慎重さが、ペットの健康と快適な生活を守る手助けとなります。

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