トリマー用スキバサミ・セニングシザーおすすめ3選

公開日:2024/06/19 最終更新日:2024/06/27

セニングシザー

自然なトリミングを実現するためには、スキバサミ(セニングシザー)が欠かせません。ハサミはトリマーにとってもっとも身近な仕事道具です。しかし、ポピュラーな道具だからこそたくさんの種類があって、どの商品を使えばいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、スキバサミ(セニングシザー)選びで注目してほしい、おすすめ商品を選びました。新しいハサミを購入する際はぜひ参考にしてくださいね。

飛燕シザー K9(株式会社ドーワインターナショナル)

飛燕シザー

会社名 株式会社ドーワインターナショナル
住所 〒123-0864 東京都足立区鹿浜8-3-6株式会社 ドーワインターナショナル
電話番号 03-5647-8995

飛燕シザーのK9シリーズは、ハサミメーカーの株式会社ドーワインターナショナルが作ったトリマー用ブランドです。セニングシザーだけでなく、粗刈りから仕上げまでトリミングに必要なものがすべてそろいます。

素早く仕上げるカーブセニング

飛燕シザーは美容からトリミングまで幅広いジャンルのハサミがそろう通販サイトです。K9シリーズには、通常のセニングシザーのほかにカーブセニングシザーが販売されています。

カーブセニングは、その名の通りカーブシザーとセニングシザーが合体したシザーで、丸みをもたせながらふんわりとした雰囲気に仕上げられる点が特徴です。繊細なカットを短い時間で終わらせられます。

K9シリーズのカーブセニングは刃あたりを丁寧に調整しており、毛が引っかかりにくい構造です。トリミングをもっと効率化したい人は飛燕シザーK9のカーブセニング(New! Curve Thinning)の購入をおすすめします。

細部までこだわりのデザイン

K9シリーズのカーブセニングは、ハンドルとクシ刃の形がやや特殊な商品です。

ハンドルは握りこみやすいメガネタイプになっています。通常のメガネハンドルと異なる点は、やや立体的なことです。指穴の外側が少しでこぼこしているので、部位によって向きを変えやすくなっています。美容部門のシザーとは異なり、トリミング用に新開発されました。

クシ刃のすき間は、刃の強度と切りやすさのバランスを考えて微妙に調整されています。根本にいくほどギャップを広めに取り、カーブしていてもカットしやすいデザインを確立しました。

安心の無料保証

飛燕シザーでは、ハサミの価格帯に応じて無料保証を用意しています。カーブセニング(New! Curve Thinning)の場合、購入から3年間、合計3回まで無料で研ぎ・メンテナンスを依頼可能です。

できるだけ長くハサミを使うなら、保証内容にもこだわりたいでしょう。無料保証の範囲内でプロのメンテナンスを依頼できるのは魅力的です

また、対象期間内なら無料で商品を交換できます。ハサミは使ってみないとわからない部分が多いです。どんなに商品説明を読んでいたとしても「スキ具合がしっくりこなかった」「ワンサイズ下のハサミのほうがよさそう」などの問題が発生する可能性があるでしょう。飛燕シザーで購入したハサミなら送料負担だけで別の商品と交換できるので、通販でも自分に合ったハサミをゲットしやすいです。

どんなハサミと交換すればわからない場合、電話やメールでスタッフに相談できます。イメージと違うなと思ったら、問い合わせフォームを活用してみてはいかがでしょうか

胡蝶(東京利器)

胡蝶

会社名 京理器株式会社
住所 東京都板橋区中台1-29-5
電話番号 03-3934-0130

胡蝶は東京利器の伝統美シリーズです。高精度と耐久力に定評があり、ハサミ職人が見た目にもこだわった細部までハイクラスなシザーがそろっています。

毛質を選ばないシザー

胡蝶シリーズのなかでおすすめのセニングシザーは「DT-F25T」です。ダマスカス鋼という硬い鋼材と柔らかい鋼材を何度も重ね合わせた素材でできています

ダマスカス鋼のシザーは、切れる感触がソフトなことが特徴です。複数の鋼材を使っているのでほかの金属より弾力があり、衝撃吸収に長けています。

切れ味と耐久性のバランスが絶妙で、毛質を選ばないシザーのひとつです。いつでも手元に置いておきたい使い勝手のいいシザーを探しているのであれば、胡蝶のDT-F25Tがおすすめです。

毛束をキャッチする刃の形

刃の材質とともに重要なポイントが刃の形です。胡蝶シリーズDT-F25Tは、クシ刃の先端がそれぞれギザギザした形になっています。刃先までこだわった繊細な形状が、毛束をしっかりと捉えるシザーです。

サイズは6インチと一般的なシザーよりやや小さめですが、的確にカットできるので利便性においても遜色はありません。細かな仕上げに使っても、大まかに毛量を調整するときに使っても、高いパフォーマンスを発揮してくれます。

唯一無二の高級感

ダマスカス鋼のシザーは、作るたびに模様が変わる唯一無二の存在です。独特のテクスチャーが何とも言えない高級感や存在感を漂わせています。

せっかく高品質なシザーを手に入れるなら、特別なものを選びたいという要望を持つ人もいるでしょう。そんな人には、胡蝶シリーズDT-F25Tのようにダマスカス鋼を使用したシザーがおすすめです。価格帯は上がりますが、所有する喜びやモチベーションもアップするでしょう

グリーンマウスPio(株式会社グリーンマウス)

グリーンマウス

会社名 株式会社グリーンマウス
住所 〒273-0132 千葉県鎌ヶ谷市粟野813-86
電話番号 047-441-2317

グリーンマウスPioは、美容シザーのトップメーカーである株式会社グリーンマウスがトリマーと共同開発したブランドです。トリマーと犬、両方のことを考えて作ったシザーが販売されています。

ちょうどいいナチュラル感を実現

グリーンマウスPioでおすすめの商品は「Rounder-Sikibu」です。Rounder-Sikibuは、セニングシザーだと跡がつくけれど、ストレートシザーで切れば輪郭がパリっとしすぎてしまう問題をすっきり解消してくれます

クシ刃でありながらゆるやかにカーブを描いており、カット率は80%と、どのシザーの分類にも当てはまらない特殊なデザインです。応用をきかせやすいパワフルなセニングシザーがほしい人にはRounder-Sikibuをおすすめします。ただサクサク切るだけでも、跡がのこらない自然な仕上がりを実現できるシザーです。

かわいいデザイン

Rounder-Sikibuは、日本の美を印象付ける特別な和柄デザインがあしらわれています。クシ刃には麻の葉文様がデザインされており、トリマーのハサミについてよく知らない人でも一目でほかのハサミとは違うとわかるでしょう。

また、ネジ部分はオリジナルの「シキブバイオレット」カラーがデフォルト設定されています。希望者はオレンジやピンクなどの好きな色に変更したり、好きな写真をプリントすることも可能です

オリジナリティあふれるかわいいデザインが好みな人はRounder-Sikibuをチェックしてみてください。

操作性を高める形状

Rounder-Sikibuの刃は、グリーンマウスPioが独自開発した特殊な形状です。クシ刃の形がウェーブを描いていることにより、カットする際に毛をすべらせて切れ味を柔らかくします。

しかし、刃には0.4mm間隔で階段状の特殊刃付け加工が施されているので、必要以上に毛を逃すことはありません。1/500mmの精度でクシ先端の溝内をCPU研削した刃は、セニングシザーにもかかわらず両刃でカット可能です

持ち手の部分は人間工学に基づいた3D構造で、手の小さい女性トリマーも持ちやすく、疲れにくくなるよう設計されています。

まとめ

トリマーにとって大切な道具のひとつ、スキバサミ(セニングシザー)について、おすすめの商品をご紹介しました。ただでさえ種類の多いセニングシザーですが、メーカーによっては独自商品を販売している場合もあります。

新しいシザーを買ってどんなトリミングがしたいのか、目的を明確にすると商品選びがはかどりますよ。スピード感や使いやすさ、繊細さ、特別感など、ご自身がピンとくるキーワードに沿ったセニングシザーを見つけてみてくださいね。

気になる商品があれば、まずはメーカーに問い合わせてみましょう。複数商品を比較して、どれが自分に合ったものなのか吟味するのもおすすめです。

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PICKUP TABLE

おすすめのトリミングシザーブランド比較表

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ブランド名飛燕シザー K9(株式会社ドーワインターナショナル)胡蝶(東京利器)UTSUMI(内海)DOGWELL(東光舎)アートシリーズ(ドリーム産業)Dog Star(天洋)
特徴販売数は欧州最大!アイテムだけでなくアフターフォローにも力を入れています熟練の職人が高品質なハサミを作り続けている、東京の老舗ハサミメーカー創業してから80年に渡り、使う人の目線に立ったシザーを販売している。世界的に有名なブランドを持ち、高品質なトリミングシザーを製造する会社グローバルに活動する、トリミングシザーなどのペット用美容器具メーカー。世界でただ一人の職人が作り続ける、正統派トリミングシザーを販売する会社 
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